[木箱入り]
ベースは光沢のある黒い釉薬ですが、ところどころにうすい蒼い発色があり、その上から白い釉薬...と、釉薬が何層にもかけられているのがわかります。
重ねられた釉薬が織りなす不思議な美しさ。
虫食いが、夜空の星のようにも見えます。
「宇宙の蒼」とも似ていますが、こちらの方が小ぶりで、蒼の発色もごくわずかです。
どちらかというと、黒と白を基調にしたぐい呑みなのですが、
このぐい呑みを啓蔵はいたく気に入っておりました。
実は(素人の質問でしたが)
「今までも黒い地に乳濁の釉薬、という作品はあったけれど、なにがそれほど違うのか」
というような質問をしました。
啓蔵いわく、なによりも、この「虫食い」が違うのだそうです。
地の黒い釉薬にも、上からかかる乳濁の釉薬にも虫食いが出ているところが、なによりも違うと即答されました。
これがどんなにむずかしいことか、これが出たときどんなにうれしかったことか...と語りながら、愛おしそうに、この作品をじっとみつめる啓蔵を見て、本当に思い通りの作品が出きたうれしさが伝わってきました。
そして
「この違いがわかる人に、その良さをわかった上で使ってもらいたい。よくわからない人にはこの作品を手放したくない。」
とも言っておりました。
(作者の気持ちですので、失礼がありましたら申し訳ありません。)
それだけ思いがこめられた作品です。
撮影もその思いに少しでもかなうよう何度も撮りなおしました。
まだまだ撮り続けます。
少ない写真ですが、この写真(上から何番目、というように)ご注文の際には、ご指定くださると、よりご希望に近いものをお送りできるかと存じます。
またご希望のものはご注文を頂きました順となりますので、あらかじめご了承ください。
素敵ですね(*^^*) 同じものの無い一期一会の出会い、掌の中にすっぽりくるんで愛でる喜び、お酒をいただきながら景色も味わうふくよかな時間…陶芸は触れてあじわえる本当に近しい芸術品ですよね。啓蔵作品の似合う人に成長したく思っています。 (H様)
夜の海みたい。美し〜い。シュワシュワシュワシュワ〜と波の音が聞こえそうです。 (K様)
お酒を注ぎ入れると、虫食の小さな一つ一つが、揺らめいてきらめいて、無数の星が瞬く夜空のよう…と想像を膨らませてます(*^^*) 海のようであったり、宇宙のようであったり、壮大な自然を掌に包み、一口一口、口に含ませる…、素敵ですね。 (H様)
わたしは、このぐい呑みに夜空を見たのですけど、ページにおじゃましましたら、海を見た方もいらっしゃって、人それぞれのさまざまな印象が楽しいですね(*^^*) (H様)
これは、なんて、さまざまな色の艶をもってるんでしょう!虫食いがまた、お酒を注ぐと揺らめきに七色の景色を如何様にも見せてくれそう…素敵ー! (H様)
これは 太いお酒を飲みたくなりますね(S様)
素敵です〜。お酒が進みそうです〜^^(A様)
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