[箱はついておりません。]
カイラギというのは釉のちぢれのことを言います。萩原啓蔵はこのカイラギを何年も研究してきました。この思いは啓蔵ギャラリーの
陶芸家雑感でも熱く語られています。
この細かいちぢれを表現するのは、とても珍しくそして難しいと言われています。
カイラギの紋に惹かれる方へ、ぜひお勧めします。
意外にも手になじみます。磁器のつるっとしたものではなく、使えば使うほど味が出てくる、なんともいえない趣きのある、大ぶりのぐい呑みです。
それにしてもがっつりとした感じのカイラギ。
下の方にある大きな写真3枚目は「廃れた感じ」がまた逆に魅力を増しています。(作品によって違います。)
見れば見るほど、味わえば味わうほど、掌になじみ、使い手になじむぐいのみです。だからこそ惹きつけられるところも多いのでしょう。
『日本酒や焼酎等の透明系の酒を入れるとカイラギのひび割れ部分から空気の泡が見えたり、マッコリだと地肌の色に映えたり、ワインだとひび割れ部分の皹が強調されたり、ウィスキーだと氷の温度が手のひらに伝わったりと毎日本当に色々な楽しみがあります。
仕事でいろいろあっても、「明日も頑張れ!」と「紋跡」に励まされているような気が使うたびにします。』
(お客様のご感想より)
容量は、水をふるふる入れて(口元ぎりぎりまで入れて)だいたい130ccくらいです。
実際お使いになる時には、8分目くらいまでだと思いますしまた、多少誤差があるかとは思いますので、あくまで目安にして頂けると幸いです。
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