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淡い青と乳濁に炎の加減で、乳濁に濃淡があります。 ぼこっぼこっと穴があいているように見えるところがあるでしょう。これを「虫くい」と言います。 釉薬が共に剥がれて下の胎土があらわになった、まるで虫に食われたような痕です。 これはなかなか出ない、けれども昔から陶器が好きな方にはこよなく愛されてきたものです。 落ち着きとそれでいてなに静かな力を感じるような作品です。同時に乳濁がまざっている釉薬というのは、とてもあたたかい雰囲気がしますね。 繊細な磁器がお好きな方にはお勧めできませんが、この不思議な発色といい、もったかんじの土のあたたかさといい...本当に長く使いたくなるような一品です。 陶器がお好きな方へぜひお使い頂けたらと思います。 容量は、水をふるふる入れて(口元ぎりぎりまで入れて)だいたい240ccくらいです。 実際お使いになる時には、8分目くらいまでだと思いますしまた、多少誤差があるかとは思いますので、あくまで目安にして頂けると幸いです。
とても素晴しい作品ですね。釉薬の絶妙な色合いがとても好きです。(M様)
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