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この作品で一番注目して頂きたいのは、釉薬で表現している、青いしぶきの勢いです。 このぐい呑みは、外側と内側の風景が、まるで「動と静」のような、激しさと静かさをあわせもっているような作品です。釉薬で表現している、青いしぶきの勢いがすばらしいです。 釉薬が重ねてかかっており、それが、また激しさを表現しています。 啓蔵は 「釉薬を重ねてかけることほど難しいことはない。」 と常々話しておりますが、何層にも重ねてかけられた釉薬のさらに一番最後に勢いのある、エネルギーがあふれんばかりの釉薬をかける、というのは大変だっただろうと想像します。 それだけに伝わるもの、があるような気がいたします。 まるでしぶきがかかった岩肌の「瞬間」を再現しているような作品。個人的にコレクションにしたい一品です。 実際に使うぐい呑みではなく、鑑賞用にいつまでも掌でころがしながら眺めていたい、そんな方にもお勧めします。
激しさと静かさ、荒々しさと穏やかさを感じます(*^^*) 見慣れている日本海、有磯の海のようです。 (H様)
重厚感も。 (K様)
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